高崎芸術劇場の施設・設備の紹介と様々な体験を提供するオープンシアターの第25弾。
ピアニストが各地のホールで演奏するとき、通常はホールに備えられたピアノを使用します。そのピアノの状態はそのままホールの評判につながるため、状態を良好に保つことはもちろんですが、ピアノそのもののキャラクターがホールの顔になると言っても過言ではありません。ピアノを選定するということは、さしずめ、ホールに魂を吹き込むようなものであると言えるでしょう。
高崎芸術劇場では仲道郁代、金子三勇士の両氏に3機種6台のピアノ選定を依頼しました。その6台のグランドピアノが大劇場に一堂に会する様はまさに威容。機種・個体による音色や響きの違いを体感していただくほか、6台ピアノを60本の指が奏でる、まるでオーケストラのような絢爛豪華な演奏をお楽しみください。
“楽器の王様”フルコンサートグランドピアノを、様々な角度から堪能できる高崎芸術劇場ならではのスペシャルな企画、どうぞご期待ください。
【出演】
■菊池洋子 KIKUCHI Yoko
2002年に日本人として初めて第8回モーツァルト国際コンクールで優勝。その後、ザルツブルク音楽祭に出演するなど国内外で活発に活動をおこない、いまや人気・実力ともに日本を代表するピアニストの一人である。2022年より毎年夏にJ.S.バッハのゴルトベルク変奏曲の全曲演奏会をおこなうほか、ピアノのソリストとしてウィーン国立歌劇場バレエ団の2026シーズンのプロダクション計11公演で、ウィーン国立歌劇場管弦楽団と“マルティヌー・ピアノ協奏曲第1番”と“ラフマニノフ・パガニーニの主題による幻想曲”を演奏するなど、精力的な活動を続けている。
群馬県前橋市生まれ。田中希代子、林秀光の各氏に師事。桐朋学園女子高等学校音楽科卒業後、イタリアのイモラ音楽院に留学、ピアノをフランコ・スカラ、フォルテピアノをステファノ・フィウッツィに師事。1997年にミラノでリサイタルを行い、同年のユベール・スダーン指揮/シチリア交響楽団のツアーのソリストに抜擢。ラフマニノフのピアノ協奏曲第3番を3夜連続演奏してイタリアの新聞紙上で絶賛された。2009年と2018~2019年に、モーツァルトのピアノ・ソナタ全曲をフォルテピアノとモダンピアノで演奏する意欲的な企画をおこない好評を得た。近年はウィーン・フィルのコンサートマスター、ライナー・ホーネックとのデュオのほか、バレエとオーケストラのコラボレーションに積極的に出演しており、世界的バレエダンサー ディアナ・ヴィシニョーワや吉田都、上野水香ほかと共演をした。
CDに「J.S.バッハ:ゴルトベルク変奏曲」「モーツァルト:ピアノ協奏曲第20番、第21番」「子守歌ファンタジー」「ベートーヴェン・ピアノ協奏曲全集Vol.1,2」などがあり、2026年3月18日には世界初録音曲を含むCD「バレエ・ファンタジー」が出版される。自身の髪を医療用かつらのために提供する“ヘアドネーション”を行うなど、社会貢献活動を行っている。第1回上毛芸術文化賞(音楽部門)受賞。2007年第17回出光音楽賞受賞。
■津田裕也 TSUDA Yuya
仙台市生まれ。東京藝術大学、同大学院修士課程を経て、ベルリン芸術大学においてパスカル・ドヴァイヨン氏に師事。07年第3回仙台国際音楽コンクールにて第1位、および聴衆賞、駐日フランス大使賞を受賞。11年ベルリン芸術大学を最優秀の成績で卒業、その後ドイツ国家演奏家資格を取得。同年ミュンヘン国際コンクール特別賞受賞。
ソリストとして、ベルリン交響楽団、東京交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、仙台フィルハーモニー管弦楽団、大阪交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、広島交響楽団、ドイツ室内管弦楽団等と共演。
日本各地でソロリサイタルを開催するほか、東京・春・音楽祭、仙台クラシックフェスティバル、武生国際音楽祭、木曽音楽祭に継続的に招かれ、NHK-FM「名曲リサイタル」等にも出演。10年からはドイツ各地でもソロリサイタルを開催、地元紙にて好評を博す。フォンテックよりリリースした「メンデルスゾーン:ピアノ作品集」「ショパン:後期ピアノ作品集」はいずれも高く評価される。
室内楽活動にも積極的で、堀米ゆず子、山崎伸子、イェンス=ペーター・マインツ、石田泰尚、辻本玲、村上淳一郎、荒木奏美など多くの著名な演奏家との共演で厚い信頼を得ている。白井圭(vn)、門脇大樹(vc)とは学生時代にトリオ・アコードを結成し、その演奏は国内各地で称賛を浴びる。トリオ・アコードとしてのCDはフォンテックから、トリオ・アコードとして『ベートーヴェン:ピアノ三重奏曲第5番、第6番』をリリースし、2025年9月には『メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲第1番、第2番』をリリースし好評を得ている。
パスカル・ドヴァイヨン、ガブリエル・タッキーノ、ゴールドベルク山根美代子、角野裕、渋谷るり子の各氏に師事。現在、東京藝術大学准教授。
■進藤実優 SINDO Miyu
2002年生まれ。愛知県大府市出身。第19回ショパン国際ピアノコンクール(ポーランド)ファイナリスト。ヴィーゴ市国際ピアノコンクール(スペイン)第1位及び聴衆賞受賞。キッシンガー国際ピアノオリンピック(ドイツ)第3位及び聴衆賞受賞。第45回ピティナ・ピアノコンペティション特級ファイナル銀賞及び聴衆賞受賞。北京青少年ショパン国際ピアノコンクール(中国)シニア部門第3位。第21回浜松国際ピアノアカデミーコンクール第1位及び中村紘子賞受賞。第3回クライネフ国際ピアノコンクール(ロシア)セミファイナリスト。ジーナバッカウア国際ジュニアピアノコンクール(アメリカ)第3位。エッパン国際ジュニアピアノアカデミーコンクール(イタリア)第1位。
NHK-FM「リサイタル・パッシオ」、「ベストオブクラシック」、NHK BSP「クラシック倶楽部」等多数のメディアに出演。モスクワでは 校内オーディションで選抜されCD録音もする。
第38回霧島国際音楽祭にて、ダンタイソン氏に推薦され霧島国際音楽祭賞受賞。2019年 チャイコフスキーコンサートホールにて、デニス・マツーエフをはじめとするピアニストと共演(New Name財団主催)。モスクワ国際音楽の家ホールにて、スピヴァコフ財団主催のコンサートに出演。2020年 ラフマニノフホールにて、スピヴァコフ財団主催のコンサートに出演(室内楽)。
これまでに第75回マントン音楽祭(フランス)、第41回霧島国際音楽祭をはじめ、カーネギーホール(ニューヨーク)、チャイコフスキーコンサートホール(モスクワ)、モスクワ音楽院大ホール(モスクワ)、オーストリア、イタリア、アメリカ、ロシア、中国、ドイツ、スペイン、フランス、スイスにて演奏。
読売日本交響楽団、新日本フィルハーモニー交響楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、群馬交響楽団、北京中央音楽学院交響楽団、ワルシャワ国立フィルハーモニー管弦楽団、セントラル愛知交響楽団などと共演。
2018-2020年度 ヤマハ音楽支援制度奨学生。2021•2023年度ロームミュージックファンデーション奨学生。江副記念リクルート財団第53回奨学生。
2018年よりモスクワ音楽院付属中央音楽学校(ロシア)にて学び、2021年卒業。2022年4月よりハノーファー音楽演劇メディア大学(ドイツ)在籍。
4歳よりピアノを始め、現在アリエ・ヴァルディ氏に師事。またこれまでにヴァレリー・ピアセツキー、杉浦日出夫、二宮裕子、関本昌平、本村久子、細野真由美の各氏にも指導を受ける。
■神原雅治 KAMBARA Masaharu
2025年3月、フランス・パリで行われたロン・ティボー国際コンクールにて第4位に入賞。
2012~2019年、ピティナ・ピアノコンペティションにて、C級・F級・連弾初級B・連弾上級・コンチェルトB部門入選、E級ベスト賞、F級銅賞、連弾上級銀賞、2台ピアノ上級銅賞、Jr.G級金賞、G級金賞および東京都知事賞。第9回福田靖子賞選考会第2位。2019年、第73回全日本学生音楽コンクール高校生の部全国大会第1位。2022年、第8回仙台国際音楽コンクール・審査員奨励賞受賞。2023年、第4回ハンス・フォン・ビューロー国際コンクール第3位、第47回ピティナ・ピアノコンペティション特級銅賞。2024年、第38回摂津音楽祭リトルカメリアコンクール金賞および大阪府知事賞。これまでに、梅田俊明指揮・日本フィルハーモニー交響楽団、飯森範親指揮・日本センチュリー交響楽団、松尾葉子指揮・名古屋音楽大学オーケストラ等と共演。
名古屋市立菊里高校、名古屋音楽大学ピアノ演奏家コース(4年間継続特待生)卒業。現在は、名古屋音楽大学大学院(特待生)および桐朋学園大学ソリスト・ディプロマコース(特待生)にて研鑽を積む。第9期福田靖子賞基金奨学生。2022年~2025年、山田貞夫音楽財団奨学生。
これまでに窪田直美、菅原望、現在は関本昌平、清水皇樹、エマニュエル・リモルディ、新井博江の各氏に師事。2022~23年には、フォルクヴァンク芸術大学(ドイツ)にてヘンリー・ジークフリードソン氏に師事。
■澤田まゆみ SAWADA Mayumi
高崎市生まれ。幼少よりピアノ、作曲を学び、15歳の時自作のコンチェルトを梅田俊明指揮群馬交響楽団と共演、好評を博す。東京藝術大学卒業後、群馬県新進芸術家海外派遣事業派遣員として渡欧。ドイツ・リューベックにて、イタリア系アメリカ人ピアニスト、ジェイムズ・トッコ氏に師事。リューベック音楽大学を最優秀の成績にて卒業。北ドイツラジオ放送出演、第2回盛岡青少年国際ピアノコンクールグランドカテゴリー部門第3位、パリにてショパン没後150年記念リサイタル、ワイマール・リストフェスティバルなど各地の音楽祭で演奏。東京藝術大学大学院修了。シリーズ「演奏・展示・お話による音楽会」(全10回)を高崎にて開催し、第4回上毛芸術文化賞受賞。シリーズ「ドビュッシーと音楽散歩」にてドビュッシーのピアノ曲全曲演奏。2012年よりリサイタルシリーズmy favoritesを開催中。上田-ウィーンアカデミー参加アーティスト。新島学園短期大学コミュニティ子ども学科教授。
■塩﨑基央 SHIOZAKI Motochika
東京音楽大学ピアノ演奏家コースに特別特待奨学生として在籍し、首席卒業。東京音楽大学大学院修士課程1年。
2025年度宗次エンジェル基金/公益社団法人日本演奏連盟新進演奏家奨学生。
ピティナ・ピアノコンペティション特級 銅賞、オンライン聴衆賞 2年連続第1位。
ショパン国際ピアノコンクール in ASIA全国・アジア大会金賞、ソリスト賞。イモラ国際ピアノアワード(イタリア)第2位。東京ピアノコンクール 第1位及び全部門準グランプリ。世界最高峰の国際コンクールの1つであるClassic Piano国際コンクール(UAE・ドバイ)にてセミファイナリスト入選(日本人最年少・最高成績)。これまでにアルメニア国立交響楽団、東京フィルハーモニー管弦楽団と共演。
NHK TV・ラジオ・書籍など各種メディア出演多数。
SNS総フォロワー25万人超え、総視聴回数1億5千万回超え。多数のイベントを企画・主催・主演。
世界的ヴァイオリニスト前田妃奈と共にZ新世代オーケストラ"ネコフィル"-Next CosMo Philharmonic-を結成。協賛企業と連携し、プロジェクションマッピングとのコラボ公演を実現。新進気鋭な企画内容がテレビ・ネットニュースなどで話題となる。
現在は武田真理、佐藤彦大の各氏に師事。
【プログラム】
第1部「2台ピアノ&連弾」
モーツァルト/2台のピアノのためのソナタ ニ長調 K. 448より第1楽章
ドヴォルザーク/スラヴ舞曲集第2集 Op.72より第2番
ブラームス/ハンガリー舞曲集 WoO 1より第5番、第6番
ミヨー/スカラムーシュ Op. 165bより第3曲ブラジルの女
第2部「3機種、6台の聴き比べ&レクチャー」
スタインウェイD-274聴き比べ&レクチャー
メンデルスゾーン/無言歌集第5巻Op. 62より第6曲イ長調「春の歌」MWV U161
ヤマハCFX聴き比べ&レクチャー
プロコフィエフ/10の小品 Op. 12より第10曲スケルツォ
ベーゼンドルファーimperial290を含む3機種聴き比べ&レクチャー
ショパン/ワルツ第7番 嬰ハ短調 Op. 64, No. 2(抜粋)
菊池洋子によるレクチャーと特別演奏
演奏曲は当日発表
第3部「6台ピアノ」(編曲:小田実結子)
チャイコフスキー/バレエ音楽「くるみ割り人形」Op. 71より第2幕花のワルツ
ベートーヴェン/交響曲第9番 ニ短調「合唱付き」Op. 125より第4楽章
※出演者、曲目は変更になる場合がございます。
【入場料】
入場無料(定員2,000人、公募招待、申し込み多数の場合は抽選)
※お一人様2枚まで、座席は選べません。
※車いす席(介助席1席まで)も抽選となります。
⇒1枚の申し込みは車いす席×1、2枚の申し込みは車いす席×1と介助席×1
※未就学児は入場できません。
※開演時間を過ぎますと、入場をお待ちいただく場合がございます。
【申し込み方法】
下記の【webで購入】ボタンからログインしてお申し込みください。お申し込みには高崎芸術劇場メンバーズへの登録が必要です(登録無料)。
受付期間:2月25日(水)10:00~4月8日(水)23:59
抽選日:4月9日(木)メールにて結果(当選者には13桁の払込票番号)を通知
発券期限:4月12日(日)23:59までにセブンイレブンで引き換え
※抽選結果をお知らせするメールは、当劇場チケットシステムより一斉送信となるため、迷惑メールと認識される場合がございます。「@e-get.jp」というドメインまたは「takasakicitytheatre@e-get.jp」というアドレスを受信できるように事前に設定をお願いいたします。
※セブンイレブンで発券する際に、レジで手数料(189円/件+127円/枚)をお支払いください。
※期限までに引き換えないときは当選無効となります。


